たわ言

2002年6月16日
蒸し暑く西の窓から陽が差し込む。
干からびた体が水分を求め、目覚めた。

ふぅーーー。

夏はまだだと云う。
この額の汗を知らないと云う。
蒸れた股間のむず痒さを知らないと云う。

しかしだ、

体が求める
腕が蠢く
無意識の中で、風を欲する。
拭うタオルを探し、団扇を手にしようと、
テレビリモコンを探し当てる。

世界経済は混迷の中だと言う
アメリカは混沌とし日本は闇の中だと言う

それがどうした

西の窓から差し込む陽の眩しさは
無為な一日の終わりを教えてくれた。


ふーーーーーーーーーっ
暑い

ふと、先程の夢を思い出した。

       

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