日常の安息

2002年7月6日
黙れ、

黙れ、

存在そのものを消してしまえ

煩い


押し黙る私は、静かに匙を咥え、珈琲を掻き混ぜ様とする。
額の上から滴る汗は、

黙れ、黙れ、静かにしろ。

怒号を押し堪え、汗の動きに心を集中する。

目を瞑り、吐く、吸う、息。

想い出を浮かぼうする。
すり抜ける

珈琲はいつまでも掻き混ぜられている。
汗は頬の下を伝わって行く。

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