鬱々として楽しまず、暗澹たる哀しみを味わう。
2001年6月14日ぶるぶる、と、震えるこころで、
じっと、息を押し殺す。
リモコン、耳掻き、セロテープ、FD、団扇
鉛筆、雑誌、マウス、まくら、肩タタキ、爪切り
ゴミ箱、コーヒーカップ、CD
手を伸ばせば、そこに有る。
目を明ければ、そこに有る。
無用な物が、廻りに散らばり、
無能な者が、わたしとなる。
じっと、息を押し殺す。
リモコン、耳掻き、セロテープ、FD、団扇
鉛筆、雑誌、マウス、まくら、肩タタキ、爪切り
ゴミ箱、コーヒーカップ、CD
手を伸ばせば、そこに有る。
目を明ければ、そこに有る。
無用な物が、廻りに散らばり、
無能な者が、わたしとなる。
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亜紀さんへ
2001年6月13日三年ぶりのあなたは、相変わらず
元気に笑顔
さっき、何気なく開いたクリアファイルに
三年前のあなたと、
三年分の記憶が、閉じ込めてあったよ。
元気で何よりです。
この三年、知り様も無いあなただけど、
今日、今、この時、
あなたに会えて、
嬉しさをありがとう。
元気をありがとう。
笑顔をありがとう。
ありがとう。
感謝する気持ちを、
また、元気で。
元気に笑顔
さっき、何気なく開いたクリアファイルに
三年前のあなたと、
三年分の記憶が、閉じ込めてあったよ。
元気で何よりです。
この三年、知り様も無いあなただけど、
今日、今、この時、
あなたに会えて、
嬉しさをありがとう。
元気をありがとう。
笑顔をありがとう。
ありがとう。
感謝する気持ちを、
また、元気で。
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てっ、楽しむ。
2001年6月12日花:眺めて楽しむ。
香:匂って楽しむ。
音:聞いて楽しむ。
風:吹れて楽しむ。
味:食べて楽しむ。
体:触れて楽しむ。
海:入りて楽しむ。
草:植えて楽しむ。
花:摘みて楽しむ。
記憶
2001年6月10日飲み込んだ唾液と、絡まる舌が、
絡み付きこころと共に飲み干されてしまう。
君と僕の想い出は、決して美しく無く、
記憶として、体の中で生息している。
そう
交じり合う汗と、止め処も無く溢れる想いは、離合反復し合う。
頭の片隅に、きらめくのか、
心の片隅に、響わたるのか、
交じり合う汗と、絡まる体は、離合反転し合う。
体に感ずる重さは、軽くなる意識と共に、沈んで行く。
あえぐ言葉は、においに変わり
漂う香は、刺激になる。
思いは快楽に、すげ変わり
快楽は、ままならない欲望となる。
味わい尽くされた感情は、徐々に消え去り、
喜びにだけ占有されてゆく。
躍動する肢体は、
眩しすぎる蛍光灯の下で、
いつまでも、いつまでも、あかる過ぎた。
僕に、時間は戻せない。
絡み付きこころと共に飲み干されてしまう。
君と僕の想い出は、決して美しく無く、
記憶として、体の中で生息している。
そう
交じり合う汗と、止め処も無く溢れる想いは、離合反復し合う。
頭の片隅に、きらめくのか、
心の片隅に、響わたるのか、
交じり合う汗と、絡まる体は、離合反転し合う。
体に感ずる重さは、軽くなる意識と共に、沈んで行く。
あえぐ言葉は、においに変わり
漂う香は、刺激になる。
思いは快楽に、すげ変わり
快楽は、ままならない欲望となる。
味わい尽くされた感情は、徐々に消え去り、
喜びにだけ占有されてゆく。
躍動する肢体は、
眩しすぎる蛍光灯の下で、
いつまでも、いつまでも、あかる過ぎた。
僕に、時間は戻せない。
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美しき言葉
2001年6月8日朝つゆの滴
清流のしぶき
青空の若葉
白い雲
ほたるの飛翔
こがね色の稲穂
沈む夕陽
弾ける汗
潮騒の響
吹き抜けた風
月見草のあかり
駈け回る童達
一列の街路灯
初雪の朝
落ち葉の小道
雨あがりの静寂
清流のしぶき
青空の若葉
白い雲
ほたるの飛翔
こがね色の稲穂
沈む夕陽
弾ける汗
潮騒の響
吹き抜けた風
月見草のあかり
駈け回る童達
一列の街路灯
初雪の朝
落ち葉の小道
雨あがりの静寂
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一日
2001年6月7日明日も今日と同じ。
つまらない一日の始まりは、
誰も起きていない静けさの中から始まる。
鳥さえ鳴かず、遠く車の排気音さえ聞えない。
朝は、一日の始まり。
絶望の始まり。
夢想した世界の終わり。
そして、私の一日の始まり。
夢を語るには、年を取り過ぎた。
夢を語るには、あまりに言葉を知らない。
夢を語るには、オロオロと、羞恥だけが行き交う。
ここに座っている私は、写真に写された事実。
20年前の私が驚いている。
10年前の私が嘆いている。
1秒前の私が私を笑ってる。
一日はまだ始まらない。
夜、冷やされた空気は、
一日の糧を草花に与えようと、
朝露に変わろうとしている。
犬小屋の主は、まだ眠りについたまま
蟻すら眠りについたまま
静かな時は、ゆっくりと刻んで行く。
私はじっと、庭を見つめたまま、
あたりが徐々に明るくなるのを待つ。
今日の一日を待つ。
明日と同じ一日を待つ。
つまらない一日の始まりは、
誰も起きていない静けさの中から始まる。
鳥さえ鳴かず、遠く車の排気音さえ聞えない。
朝は、一日の始まり。
絶望の始まり。
夢想した世界の終わり。
そして、私の一日の始まり。
夢を語るには、年を取り過ぎた。
夢を語るには、あまりに言葉を知らない。
夢を語るには、オロオロと、羞恥だけが行き交う。
ここに座っている私は、写真に写された事実。
20年前の私が驚いている。
10年前の私が嘆いている。
1秒前の私が私を笑ってる。
一日はまだ始まらない。
夜、冷やされた空気は、
一日の糧を草花に与えようと、
朝露に変わろうとしている。
犬小屋の主は、まだ眠りについたまま
蟻すら眠りについたまま
静かな時は、ゆっくりと刻んで行く。
私はじっと、庭を見つめたまま、
あたりが徐々に明るくなるのを待つ。
今日の一日を待つ。
明日と同じ一日を待つ。
時系列の軸
2001年6月4日過去は戻らない。
昔話はおとぎばなし。
今を生きる為に忘れよう。
ツケは何時か何処かで払わされる。
思いは重い病に変わり苦痛だけを与えてくれる。
わたしに出来る事といえば落泪と嗚咽と声無く笑うだけ。
昔話はおとぎばなし。
今を生きる為に忘れよう。
ツケは何時か何処かで払わされる。
思いは重い病に変わり苦痛だけを与えてくれる。
わたしに出来る事といえば落泪と嗚咽と声無く笑うだけ。
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計測
2001年6月2日愛を、
学力を、
やさしさを、
食材を、
相手を、
思いやりを、
エネルギーを、
情けを、
喉の乾きを
風力を、
傷心を、
感謝の気持ちを、
恋を、
信頼を、
方向性を、
おいしさを、
裏切りを、
僕は測った。
愛情で、
テスト用紙で、
寒暖計で、
コンパスで、
お金で、
リトマス試験紙で、
言葉で、
両手で、
物指しで、
僕は測った。
記録するメモリーは、無い。
学力を、
やさしさを、
食材を、
相手を、
思いやりを、
エネルギーを、
情けを、
喉の乾きを
風力を、
傷心を、
感謝の気持ちを、
恋を、
信頼を、
方向性を、
おいしさを、
裏切りを、
僕は測った。
愛情で、
テスト用紙で、
寒暖計で、
コンパスで、
お金で、
リトマス試験紙で、
言葉で、
両手で、
物指しで、
僕は測った。
記録するメモリーは、無い。
欲するもの
2001年6月1日言葉が必要な時
音楽が必要な時
かたちを壊す時
見つめ合う時
言葉が不要な時
感じあう時
感じる時
しあわせの時
犠牲を強いる時
喪なう時
生きる喜びを噛み締める時
全てを忘れて泣いてた時
泣かれた時
想い出の中に消えた時
じっと掌をみてた時
握り締めた時
ちからを無くした時
いつもいつも、私のそばには、過ぎ去った時が在った。
音楽が必要な時
かたちを壊す時
見つめ合う時
言葉が不要な時
感じあう時
感じる時
しあわせの時
犠牲を強いる時
喪なう時
生きる喜びを噛み締める時
全てを忘れて泣いてた時
泣かれた時
想い出の中に消えた時
じっと掌をみてた時
握り締めた時
ちからを無くした時
いつもいつも、私のそばには、過ぎ去った時が在った。
くさい
2001年5月31日かもめ、飛ぶ飛ぶ、未練を乗せて、
遠く、あの人、連れて来て。
泪の河を渡れない、
情けの船で漕ぎ出そう。
かもめ、飛べ飛べ、嵐の中を、
こんな、あたいを、連れって。
闇夜の海に漕ぎ出そう、
夜光虫のあかりを元に。
ゆらゆら揺れる波間の上を。
かもめ、かもめ、鳴いてごらん、
泣けないあたいの代りにさ。
逝けないあたしの代りにさ。
かもめ、かもめ、飛んでって、
来れないあの人、連れて来て。
−−−−−−−−−−−−
演歌 「かもめ」より
遠く、あの人、連れて来て。
泪の河を渡れない、
情けの船で漕ぎ出そう。
かもめ、飛べ飛べ、嵐の中を、
こんな、あたいを、連れって。
闇夜の海に漕ぎ出そう、
夜光虫のあかりを元に。
ゆらゆら揺れる波間の上を。
かもめ、かもめ、鳴いてごらん、
泣けないあたいの代りにさ。
逝けないあたしの代りにさ。
かもめ、かもめ、飛んでって、
来れないあの人、連れて来て。
−−−−−−−−−−−−
演歌 「かもめ」より
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回らない
2001年5月30日5月も終わろうとしている。
目も廻る忙しさは、猫の手も借り出し、
バタバタ
あたふた
あっちに行って、こっちに逝って、
右往左往、七転八倒、紆余曲線
あっちから来て、こっちから切れて、
時を刻み、キャベツを刻み、こころをきざむ。
そうして、ひとつきが過ぎた頃、
首も廻らなくなっていた。
目も廻る忙しさは、猫の手も借り出し、
バタバタ
あたふた
あっちに行って、こっちに逝って、
右往左往、七転八倒、紆余曲線
あっちから来て、こっちから切れて、
時を刻み、キャベツを刻み、こころをきざむ。
そうして、ひとつきが過ぎた頃、
首も廻らなくなっていた。
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感謝&失敗
2001年5月29日_かなしみのおもいで
_______いつまでも
____こころ、もえさかり
_____きおくよびもどす
______さけんでも
__なき、さけんでも、
___おもいは、くちることなく
______くずれてゆく
___にぎりしめてたもの
____それは、あいと、
_____いつわり
______いまが、とても、
___しあわせだと、
________うそをつく。
_______いつまでも
____こころ、もえさかり
_____きおくよびもどす
______さけんでも
__なき、さけんでも、
___おもいは、くちることなく
______くずれてゆく
___にぎりしめてたもの
____それは、あいと、
_____いつわり
______いまが、とても、
___しあわせだと、
________うそをつく。
プロフィール
2001年5月28日私の事をお話します。
自己紹介をしてみます。
ヒマならば、どうぞお付き合い下さい。
ゆっくりと椅子なんぞに腰掛けて、
香ばしいコーヒーなんぞ煎れて、
リラックスして下さい。
時間はありますか?
頭はすっきりしてますか?
メモと筆記道具は要りませんから、
しっかり、私の話を聴いて下さい。
それでは、こころの準備が出来たようなので、
私のプロフィールを、お話します。
自己紹介をしてみます。
ヒマならば、どうぞお付き合い下さい。
ゆっくりと椅子なんぞに腰掛けて、
香ばしいコーヒーなんぞ煎れて、
リラックスして下さい。
時間はありますか?
頭はすっきりしてますか?
メモと筆記道具は要りませんから、
しっかり、私の話を聴いて下さい。
それでは、こころの準備が出来たようなので、
私のプロフィールを、お話します。
うそつき
2001年5月27日ほんの少しの嘘をつく
真実らしく見せる為
すぐに解る嘘をつく
大きな嘘を隠すため
もっともらしい自分を、
いつもと変わらぬ自分を
人前にされけ出す為に。
ほんの少しの嘘をつく
そうして、僕は自分を守る。
見つからない事実を隠す為に
ほんの少しの嘘をつく。
真実らしく見せる為
すぐに解る嘘をつく
大きな嘘を隠すため
もっともらしい自分を、
いつもと変わらぬ自分を
人前にされけ出す為に。
ほんの少しの嘘をつく
そうして、僕は自分を守る。
見つからない事実を隠す為に
ほんの少しの嘘をつく。
無題
2001年5月26日平和なこの世に、人々の歩み。嘆き。
今日は天気が良いから、少しだるくなる体。
無関心を装い、行き交う悩み。
交差点で立ち止まれば、せわしく鳴り響く。
夜空に花が咲くと、
もうすぐ、夏が来る。
今日は天気が良いから、少しだるくなる体。
無関心を装い、行き交う悩み。
交差点で立ち止まれば、せわしく鳴り響く。
夜空に花が咲くと、
もうすぐ、夏が来る。