掛け声

2001年12月12日
さあ、みんな。
元気を出して、さあ、

前を向いて歩こうよ。

明日は、必ず、訪れる。
今より、はるか希望に満ちた時を刻む。

さあ、歩こう。

みな、

歩こう。よ。

掛け声かけて。

         

寝不足

2001年12月11日
ね。む。い。

今日は夕刻より、朝の早さの因果で、

眠い。

まぶたは、開く。

意識は、まどろむ。

こころは麻痺。

寒さが、体を覆う。が、眠さは、止められない。

ね。む。−−−。ぃ...

ごみ箱をあさる

2001年12月10日
捨てられた野良犬の様に、
灰色の空間の下、
いつとは無く流され、
たどり着いた場所が、ここ。

ここは、不要なごみの捨て場
いらなくなった物たちの集まる場所。
不要な者達の集まる場所。



ストーブ

2001年12月9日
ファンヒーターになって、
家の中から、炎が消えた。

暖房の暖かさは、たんに、温度上昇の手段。

家族の、
体を寄せ合う様な、いたわりと、あたたかさ。が、

「失われた」と云うには安直すぎる、冬。

21世紀になって、何が変わった。
疑問符は、絶え間無くこの1年を、流れてた。

また、寒い季節がやって来る。

家族と云うには、程遠い空間に、
せめて、ストーブの上、
吹き上がる蒸気の塊が欲しい。

             

つげ

2001年12月8日
のろのろと進む車の列。

年末に始まる道路工事に閉ざされた交通網

ダッシュボードの中の文庫本を取り出し、
僕は読み始める。
動かない車の中で。

バックミラーに映し出された夕日は、
家路に急ぐ人達の思いを悲しげにさせる。

文字のひとつ、ひとつが、赤く、暗く、沈んで行く。
描かれた文章は、何も告げず、
意味を持たない処に、価値を見出す。

鮮明に、細かく書かれた風景画は、
作者の心を伝えて来る。

夕陽を背に受け、
動かない車の中で、

僕はつげの自伝を読んでいる。


無題6

2001年12月7日
珈琲を飲む
香りを味わう

ひとときの安らぎを

楽しみ


無題5

2001年12月6日
眠い

目を擦り、それでも起きている

昨晩からのトラブルは、

仕事にしては、辛く、

人生としては、貴重な経験

考え、思考する

時を振り返り、

明日の自分を考慮す。



無題4

2001年12月5日
未来は過去の産物

生まれ来る明日は、予測出来る結末


無題3

2001年12月4日




















無題2

2001年12月3日
この一秒の長さ
眠り付く瞬間の、

心拍、

動悸、


積み重ねた人生の長さを忘れる




無題

2001年12月2日
色付いていた。
赤く
黄色く

街並みの木々は、冬支度に、葉を色付かせ、

吐く息が白く、
路面に霜が降り、
空が凍り、蒼く広がる。

枝の向うに広がる。

色付いてた紅葉は、
知らぬ間に、全て落葉に変わっていた。



ここから始まる

2001年12月1日
夢を見る

絶望



望みは捨てるに限る。

いちねんのおわりのつきにあらたなこころを、



11月も終わる

2001年11月30日
始まる時に、何かが終わって逝く。

それは、

かけがえの無いもの、
大切なもの、
失って始めて気付く。

季節はもう冬。
寒さだけが、心を染めてゆく。

どうにかしてくれ

2001年11月29日
お前の顔。
お前の声。
お前の体。

お前の、

心までは、言わない。

お前の心は、わからないからな。

しかし、

だ。

今日のこの寒さの中
凍えた指先を暖めているのか
吹き掛ける息は、白いもやもやになって、あたりを見えなくしているぞ

ここにある

2001年11月28日
虚空を掴む手。
空、そら、そら、
そら見てみろ!

おまえの考えなぞ、何の意味があろうか。

浮かび上がる筋、
干からびた肌、
皺しわの皮膚が、お前の存在を曇らせる
時間を知らしめる。

       

多忙

2001年11月27日
時間は無限。
その中で、私に許されて時間は、

一呼吸するのに、1秒は短く、
動悸を打つには、長く。

食事を取るに、1分は短く、
排出するには、長く。

愛を語るに、1時間は短く、
性を持続するには、長く。

仕事を成すに、1日は短く、
閑を潰すには、長く。

人を育てるに、1年は短く、
子を生すには、長く。

地球上の全ての生命が、生き長らえて逝く。

      

どうしてだろう。

そこに残る。

繰り返し、現れる。

そして、消える事無く、

存在を示す。

それは、邪魔。

唯一の存在。

小さく、矮小に、存在を示す。

多分、間違いは、貴方。
私は正しく、過ちを起こさない。


どうでもよい言葉

2001年11月25日
くれる。
暮れる。

街が夕日に、

Iを、

昨日、あなたが、
わたしに、

明日は、わたしが、
あなたに、

今は、ヒタイに手を当てて、考えておこう。

      

一日

2001年11月24日
ねむーーーーい。


起きられない。


怠惰に過ごし行く。


そして、一日を、繰り返す。


たまには、書く事

2001年11月23日
忘れ去られた存在。
その意義。
思い。

何をか成す。
何をも成さざる。

尽きぬ。

枯渇。

ヒューと、風の音だけ。

道端には、轢き殺された猫の骸。


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